3学期

Posted in PJC日記 on July 24th, 2010 by 溝渕 知秀 – Be the first to comment

お久しぶりです。3週間の夏休みも終わって新学期が始まって2週間経ちました。今回の夏休みは遠出とかしたかったんですが結局叶わず近場で過ごしてました。でも、こっちに残ってる日本人で集まってバーベキューしたり、近くの飛行場で行われてた「Air show」を見に行ったり、リラックスしながらも充実した休みを過ごせました。他にも今まで3年も住んでたにも関わらず、あまりダベンポートの周辺をぶらぶらしたことも無かったので、ぶらぶらするついでに次の学期始まってから勉強するのに良さそうなところを探してました。前の2学期間は大体学校の図書館か勉強室で勉強してたんですが、それだと自分の生活圏が学校と家(学校から徒歩1分)の往復だったのでそれじゃおもしろくないとゆうことで、これを機に行動範囲を広めようと思い立った次第で・・・ 最終的に4つの図書館+4つのコーヒーショップ(スタバ等)に行きました。それぞれ一長一短あるので用途と気分で使い分けようかと。コーヒーショップなんて騒々しくて勉強できないんじゃないかって思ってたんですが、コーヒー飲んでたせいか、コーヒーにお金払ったからか、多分両方だと思うんですが心なしか他の所で勉強するより集中してた気がします(笑)

現在3学期、病理学、微生物学、免疫学ととっつきにくいクラスも入ってきて、今までとは違う大変さがありそうですが、夏休み中に見つけた勉強場所とカフェインで乗り切ろうと思います。

Spizz Night Japan

Posted in PJC日記 on June 18th, 2010 by 中世古 高伸, D.C. – Be the first to comment

そもそもこの企画の発端はとある学生からの一通のメールからでした。企画途中では多方面からの圧力や賛同など色々なドラマ(笑)があり、いよいよ開催まであと2週間と少しとなりました。おおっぴらに宣伝出来なかった理由は沢山あるので割愛しますが、多忙な中これを企画してくれた林さんには心から感謝の気持ちを贈りたいと思います。

Spizz Nightというのはパーマー大学で毎学期行われているイベントです。言葉の意味等はこちらを参照してください。因にこのSpizz とは犬のことじゃありません。。。

気になる概要ですが、このイベントはSpizz Night Japanというもので、異なる大学を卒業したDCやCSC教育を受けた方、そして学生を対象に幾つかのカイロプラクティックに関する議題に対して本音で論議を交わす事が目的です。これまた大人の事情で誰が来るのかをここで書く事は出来ないのですが、現時点でD.C.(嬉しい事に卒業校にばらつきアリ!)と学生を合わせて総勢20名を超えております。帰国に合わせて僕ももちろん出席します!かなり楽しみです。

出席希望の方は以下までご連絡下さい。

Spizz Night Japan
日時 2010年7月5日(月) 19~21時@新橋(貸会議室を予定)
代表者 林 良
連絡先 cdma1air4th1@hotmail.co.jp
※2次会あり

7th tri

Posted in PJC日記 on May 26th, 2010 by 松本 和城 – Be the first to comment

今学期も残すところあと数週間となってきました。7学期に入り、いろいろなことが一気になだれ込んできているような感じがします。やりたいこと、学びたいことがあったので、この間は片道13時間のドライブでアトランタのセミナーにも行ってきました。今学期は覚えなければならないこと、実践しなければならないこと、たくさんあります。でも本当に大切なものは、けっこう他の部分にあるんだよなぁ、と最近つくづく感じています。本当のカイロプラクティック・プロフェショナリズムは何なのか?志高く、現実を知り、理想を求め進むのみです。

「あぁ~、カイロプラクティックを思いっきり楽しみたい!!」

最近の出来事

Posted in PJC日記 on May 26th, 2010 by 井田 知孝 – Be the first to comment

9学期も終わりに近づき、現在席をおいているモーリーンクリニックの様子も変わってきました。新しく入ってくるインターン、また同じ学期のクラスメイトはプリセプターシップ(学校外での研修)の最終確認に慌ただしく走り回っていたり、患者さんの引継ぎなど、よく目にします。パーマー大学では7学期から実習が始まります。はじめは学生クリニックというところで、ペーパーの書き方や、患者さんとの対応の仕方、予約の取り方など、大学のクリニックで必要なことを学びます。そして8学期には入ると条件を満たしたものから順に大学の外来に入ります。そしてそれぞれ担当のドクターの下で患者さんを診ていきます。ここ半年は、クリニック中心の生活を送っていますが、本当の多くのことを学ばせてもらっています。中には重い症状の方もこられます。なんとかその患者さんによくなってもらえるように、試行錯誤したり勉強したりと、そういった機会が持てることがいい経験となっています。

今とっているクラスの中に、老人医学というクラスがあります。今日はそのクラスに健常な70歳以上の5人の方がゲストとして来られました。最高齢の方は、なんと105歳でした。5つのブースが設けられており、5人の方がそれぞれのブースを回られて、学生たちと質疑応答をするというものでした。話しを聞いて驚いたことをいくつか紹介したいと思います。

健康を維持するために大切なことは何ですかという問い対して、”気持ちをいつも明るく持つこと” ”よい行いをするよう心がけること” ”感謝の心をもつこと” など、全員が口をそろえて気持ちをポジティブに持つことを心がけていました。残念?ながら、カイロプラクティックを継続的に受けている方はいませんでしたが、明るく明朗な方ばかりで、5人とも結婚しており、夫婦仲もとてもいいし、仲良く暮らせる努力をされていました。一見当たり前に見えることですが、健康と心の持ち方が大きく結びついているということを改めて感じました。また105歳の最高齢の女性の方は、とても印象深く残りました。アイオワの北の人口200人程度の小さな町で生まれ育ったRuthさん(仮名)は薬が大嫌いで、現在も全く飲んでいないそうです。ほとんどの方が薬を飲んでいませんでした。薬を飲まないから元気なのか、元気だから薬を飲まなくてよかったのか、そんなくだらない議論はしませんが、クリニックで診る高齢の患者さんの処方されている薬の量に驚いていた僕には、興味深いものでした。また105歳という高齢にもかかわらず、気持ちがとても若い方でした。大学を卒業されたのはいつですか?という問いに対して、その質問を私に聞くのは失礼よと、一蹴(一笑)されました。他の方々も現在でも社会との接点を持ち、忙しくするように心がけていました。他にも食事に対する意識や、体を動かす努力をされていました。長々と話しましたが、一番のポイントは心の持ち方にあったように思います。気持ちを明るく持っていることが本来の健康な体と相乗効果になり、健康の維持につながっていることは間違いありません。とてもいい勉強になりました。

話しは変わりますが、パーマー大学のホームカミングが、8月12日ー14日に行われます。大学のホームページが変わり、見つけにくいのでここにウェブサイトのアドレスを載せておきます。

http://www.palmer.edu/homecoming/

ケーススタディ:鬱とカイロプラクティック+学んだこと

Posted in PJC日記 on April 23rd, 2010 by 中世古 高伸, D.C. – Be the first to comment

また登場しました、中世古です。

先月自分に起こった出来事を包み隠さずお伝えします。もしいろんな方の参考になれば幸いです。僕はこのことから色々な事を学びました。すごく貴重な経験でした。ご感想やご意見、ご助言などもdrtaka@thebalancingcenter.comまで頂けると励みになります。

約一ヶ月前に一人の男性が母親に連れられてクリニックに来た。

21才のその彼は数年前から重い鬱と極端な集中力の低下に悩まされていた。その症状のために働くことはもちろん、学校にも行けない。21才なんて、 外の世界で泳ぎ回っていろんな経験をして失敗も沢山してものすごく楽しい時期なのに。胸が痛くなった。

それに鬱のクライアントに直面したことがあまり無かったので、「どうしたもんか」と心の中で思った。でもカイロプラクターとして彼のために確実に出 来ることは問題を見つけてそれを取り除くこと。他の人と全く違わない問診とカイロプラクティックの検査を行った。ただ、集中力が極端に無いので彼とのコ ミュニケーションは非常に難しかった。話の途中ですぐ自分の世界に入ってしまう。

レントゲンも撮影し、サブラクセーションと戦う準備も出来た。

次にクリニックに来たときにアジャストメントをした。コミュニケーションがとりにくいので彼の口からはどのくらい効いたのか、何か変化があったのか を聞き出すことは出来なかったが、Post X-rayや検査からのObjective Findingではしっかりとアジャストメントの効果が現れていた。

しかし、このときの心境はまだ、”う~ん・・・次に会うときにはどうなっているか”という不安と期待の混ざったようなもの。まだまだ精神力が弱い自 分。

そして三回目、あの後どうだったかと聞くと、”That’s Alright”という気のない返事が返ってきたが、前回とは明らかに違うことに気づいた。そういえば彼はさっきからこっちをじっと見ている。うまくコ ミュニケーションがとれてる!この時は本当に嬉しかったというか、ほっとした。そして呼吸の指示をしたときもしっかりと言ったとおりにしてくれる。ああ、 やったぜ!と思った。

彼が帰った後に母親にメールを送った。これはすごいことだ!と興奮混じりに。返信が来た。母親も喜んでいる様子。そして、どんなに些細な事でも良い からこれからもケアの前後での変化について教えて欲しい、と書いてあった。

それからしばらくして、彼女から連絡があり、もう通えないと言われた。自分達の時間や経済的な事情を考慮した上で僕のケアを受けるのは効果的だとは 思わないとキッパリ言われた。ものすごい態度の変化に戸惑ったけれど、自分が未熟だったんだと受け入れることにした。こんな時、いつも自分に絡みついてく る感情は、「もし彼を看たのがウチのボスだったら」「もし彼のケアを担当したのがケン(同じクリニックの先輩)だったら」彼はどうなっていただろうか、と いうこと。・・・これ以上書くとひどく落ち込むのでここまで!

自分が未熟なんだからしょうがない!昔起こったことは変えることが出来ないので今後どうするか、前を向くしかないのです。自分が覚えた感動の度合い とクライアント側の満足度にギャップがあることに気がつかなかった自分が情けないと思った。自分のやったことは決して間違ってはいないと今でも思っている が、彼がもしケアを続けていたとしたら今頃どれくらい改善しているだろうか、と考えると残念でならない。一ヶ月後には彼と一緒にどんな話が出来るようにな るんだろう、などと考えてもいたのに・・。

もし自分のクリニックであったら、タダでもいいから看させて欲しい!と申し出るところだが、そうもいかない。現実はキビシイのである。

失敗は貴重な財産。精進あるのみ!

元ソース:http://www.drnakaseko.com/cal/?p=56

↑ではカイロプラクティック関連の話をあれこれ綴っています。

以上、中世古でした。そろそろ一昨年の10月に卒業された石山, D.C. の現場からのレポートも聞きたいので”指名”します(笑)

現場から・・・

Posted in PJC日記 on April 19th, 2010 by 森本直樹, D.C. – Comments Off

PJC のみなさん、PJC Websiteに来られた方々、お久しぶりです。

先日の中世古DCの日記で指名を頂いた森本直樹です。

卒業して半年が来るころですが・・・

早いですね・・・。

やるべき事が溜まるとはこういうものなのかなって実感しています。

その話はさて置き・・・

まずは、僕の現状やここ半年で感じた事をお伝えします。 書きたいことが色々あって、分かりにくい文になるかもしれませんが、勢いで書いていきます!!

実はですね3月25日に開業届けを提出して来ました! そして、なんとクリニックの場所がほぼ決定し、27日から入れるということなので、それから内装などを整えようと思います。オープンは6月末か7月の頭になると思います。 最終決定次第こちらでご報告させて頂きます。

そんなクリニックの準備をしながら、ICPAの小児科の認定医の資格を取るためのテストが論文形式なので今必死にやっています。

もちろん患者さんもほぼ毎日実家に来て頂いて診てますよ! まだまだ少ないですけど。。。 でも、着実に増えています。 パーマー大学で学んだ「カイロプラクティックとは何か」ということを短時間で分かり易く患者さんに伝える難しさを日々痛感しています。 これが本当に難しい。 なぜならカイロプラクティックに行こうと思われる患者さんは、どこに行っても治らないという人がほとんどだからです。 もちろん僕らが目指すべきものは、一生カイロプラクティックを受けて頂き、患者さんにWellnessを手に入れて頂くということ。 それをうまく伝えなければ、ちょっとでも痛みが治るとすぐにクリニックに来なくなり、また再発してクリニックに来る。 それでは、他の療法とあまり変わらない対処療法になってしまいます。 ですので、カイロプラクティックケアで免疫力や自然治癒力が向上することを確実に納得して頂かなければなりません。 たとえ健康だと感じていても最低1ヶ月又は2ヶ月に1度はチェックを受けるのが当たり前の世界にしたいという思いがどんどん膨らみました。 正直僕は学生の時に、こんな文を見たり聞いたりして「当たり前じゃん!」って安易に思ってましたが、実際臨床してみてこの重要性が日に日に大きくなってきました。 「どうやったらカイロプラクティックを理解して頂けるか。なぜカイロプラクティックが必要なのか。」を患者さんに確実に伝えることを僕のクリニックでは1番に考えていきたいと思います。 そのためには、まだまだ知らないといけないことも沢山ありますので、中世古DCが言ってたように「ずーーーーっと勉強」が今でも続いています。

PJCのみんな!! まだまだヒヨッコの自分が言うのものどうかと思うけど、

Chiropracticは絶対に裏切らない! 結果が出ずに行き詰まったときでも、Subluxationを見つけて正しくAdjustmentし続ければ勝手に結果がついてきます!!

(自分自身にこれを言い聞かせる毎日です。)

そのためにパーマーで学べるものはすべて学んで! 自分は、もっともっとやれば良かったと少し後悔してるんで、みんなに伝えさせて頂きました。

また、日記書かせて下さい。

いつも応援してます!

がんばれ!!

Naoki Morimoto

学校で習ったこと、習わなかったこと

Posted in PJC日記 on April 5th, 2010 by 中世古 高伸, D.C. – Be the first to comment

PJCのブログを見て下さっているみなさん、いつもありがとうございます。昨年10月に卒業しました中世古高伸です。卒業してもうすぐ半年近く経つことになりますが、学校から出た後も勉強はずーーーーっと続いています。

パーマー大学では人体の構造や働きの基礎からカイロプラクティックのテクニックや哲学まで本当に色々なことを勉強しました。それのどれもが非常に大切で、実際に臨床に出てからも役に立つことが沢山あります。もちろんすべての知識を使うわけではありませんが、知っておいても絶対に損のない知識ばかりです。学校で習ったことの中で一番大切なことはそういった自分の知識の土台だったんだなと思います。外の世界に出ればいろんな職業の人と比べられることはもちろん、お医者さんや歯科医さんなどと専門的な論議を交わす場面も少なからずあります。こんな時に自分達の知識を使って対等にコミュニケーションをとることは重要ですし、何より楽しいです。他の職業の人と決して敵対するのではなく、譲歩し合いお互いの利点・欠点を埋め合ういい関係が築けたこともありました。こういった自信を持たせれくれるのも徹底的な基礎医学の知識があるからです。パーマー大学で得られる知識は、”在学中にはけっこうつらい”ですが、必ず役に立つ日がきます。

一方、大学ではあまり習わないことも沢山あります。その一つが、患者さんとのコミュニケーションです。あたりまえですが、人間は一人一人まったく違う生き物なので、教科書どおりに必ず事が運ぶとは限りません。一言の台詞がその日の患者さんの気分や症状に左右することもあったりします。”学生だから”という最強の武器も今は使いものになりません。先生が一部始終ずっと見てくれているわけでもありません。ドクターとしてのプレッシャーもあります。失敗は患者さんを不幸にし、自分を不幸にし、噂はあっという間に広がり、それが自分の自信を傷つけます。適切なコミュニケーションをとるスキルは経験だけに頼らずに、しっかりと勉強することをおすすめします。

あとは、カイロプラクティックの業界でもマーケティングのスキルが必要です。これはもっともパーマー大学が苦手とする分野の一つだと思います。患者さんがアジャストテーブルに寝てくれなければ自分はタダの人で、ドクターではありません。自分の名がある程度知れて、社会に貢献していると周りの人たちに認めてもらえるようになるまでにはやはり時間がかかります。今日、看た患者さんの数が多いほど、またその人達の満足度が高ければ高いほどドクターとしての評価が上がるのではないでしょうか。その為には自分の行動全てがマーケティングに繋がっていることを自覚しなくてはなりません。

僕の働いているクリニックでは一般的なマーケティングの方法はホームページによる宣伝、クリニックでのイベント、無料の姿勢検査、ソーシャルメディア(FacebookやTwitter)での宣伝などを行っています。クリニックのオーナーであるDr. Fedeliの所には黙っていてもいろんな人に紹介されて患者さんがどんどん来ます。彼の行動や人間性やケアの質そのものが一番効率の良いマーケティングに繋がっているからです。そして患者さんは満足して帰ります。

自分にとっては本当にうらやましい限りの状況ですが、彼にできて自分に出来ないはずがないという気持ちで頑張っています。カイロプラクターは本当にいろんな要素の入り交じったやりがいのある仕事です。現在カイロプラクティックを学んでいる方は、是非卒業後をお楽しみに!本当に楽しいです!諦めることなくやり通して下さい!これからカイロプラクティックを勉強しようという方は是非一度カイロプラクターかPJCの学生とコンタクトをとってみて下さい。少なくとも本物の意見が聞けるはずです。

また近いうちに臨床の現場からの情報を書き込みます。留学のお問い合わせはPJCに、その他何か質問がありましたらdrtaka@thebalancingcenter.comまで気軽に連絡下さい。

次の現場からのレポートは森本直樹, D.C.です。お楽しみに!(笑)

ACC-RAC2010に参加して

Posted in PJC日記 on April 1st, 2010 by 坂西 龍之介 – Be the first to comment

少し遅れましたが、初参加となった ACC-RAC2010 について簡潔に報告したいと思います。3月18日木曜夜6時より Welcom Reception Party が会議会場である Caesars Palace で開かれ、そこで約1時間半ほど顔合わせ。Palmer College of Chiropractic, Davenport からの人は、当日空港付近の濃霧により航空予定が遅れて僕を含めて4人しかいなかった。面識があった人は非常に少なく、知り合い同士で話し続ける傾向が、昨年5月に参加した北米統合代替医療会議より強く見られた。その会議では、みんないろいろと歩き回っていろいろな人と会い繋がりを広げていく感じだった。  

余談だけど、一緒に Party に参加した僕の先輩に当たる人とホテル内の寿司を食べに行った!高かった(笑)。でも、値段に見合った味だった。渡米から1年5ヶ月、久しぶりに食べたおいしい寿司だった。その人も寿司や箸の使い方などいろいろ楽しんでいたようで良かった。   さてやっと本題。会議内容は主にカイロプラクティックに関わる研究発表といくつかの学校からの教育報告でした。構成としては45分ほどの全体発表と、4部屋に分かれて12分間発表がありました。さらにポスターによる発表もあり、この応募は例年に比べてとても多かったらしいです(例年の倍の200応募くらいと聞いた)。参加者も最多で、今年の会議は過去最大だったと聞きました。研究発表にはカイロプラクティック治療の特定症状に対する有効性・様々なカイロプラクティック検査の信頼性・研究を行う上で考慮する必要がある倫理などで、項目詳細は下記のWebsite で閲覧出来ます。

http://www.chirocolleges.org/index.html

研究発表の印象として、カイロプラクティックに関わる研究ばかりなので全体的に興味深く、もっと詳細を知りたいと思った。少し待てば Journal of Chiropractic Education という雑誌に報告されると思う。ちなみに僕の名前が Peer-Reviewer として初めて雑誌に載ります。  

全ての発表は物理的に参加出来ないのですが、聴講した発表の内容に関する感想は、カイロプラクティックの研究分野はまだまだ発展途上であると思いました。この言い回しは良く耳にするのですが、では具体的に何が必要か?まず、その研究分野の専門家が研究に携わっていない事が多い。解決策は大きく2つ、専門家を雇うか、カイロプラクター自身が専門家になるか。ちなみにカイロプラクティック研究者は世界に100人もいないそうです。専門家がいない事によって付随する問題が研究の質です。もちろん研究者達は現状出来る限りの事をしていると思いますが、もっと効率良い研究を行うのに専門化の知識と経験が必要です。例えば被験者獲得方法一つとっても、単純にポスターや手紙で宣伝すれば良いというものでもなく、表現や色使いなど戦略が必要です。これは治療院の宣伝方法と類似するところがあると思います。研究の手順も、研究者が持っている質問に答える為の現状最善の方法にはどのような手順が良いか、検査内容、研究期間や治療間隔など、考えなければいけない事はたくさんあります。  

特に一番必要だと思ったのは統計学です。適切でない方法(もっと適切な方法があるのに)で分析した結果を報告している研究は、研究の質を下げます。見る人が見れば、そのような研究はすぐに見るのをやめてしまうのが現実です。その人達に残るのは、興味深い研究だったけど質が低いから読むの止めた、という印象です。僕はこの状況を悲観的に捉えてはなく、もしろ研究への関心が年々増している事が重要だと考えています。上述した理由から、もしカイロプラクティックが研究の発展を必要とするなら、より質の高い研究を行える人材の育成と、その育成を温かくサポートする周りの協力が必要だと思います。  

会議の最後には、著名な研究者や学校長がサブラクセーションの科学性やカイロプラクティックの社会福祉的役割、健康診断のような Spinal Screening などについて1時間半ほど議論しました。何か明確な結論が出たというよりは、一つ一つの言葉の定義もしくは曖昧さを聴講者の前で明確にしていく、という感じでした。みなさんはどう思いますか?と今回は質問で終わってみます。

Posted in PJC日記 on March 13th, 2010 by 溝渕 知秀 – Be the first to comment

3月になって随分春らしくなってきた今日この頃。やっと冬が終わります。アイオワの1月2月、室内は夏着で過ごせるくらい暖房が効いてますが屋外では南国高知出身の僕では体験したことのない寒さを体験できます。朝シャワーを浴びて髪の毛が濡れた状態でアパートのドアから学校のドアまでの徒歩1分やそこらで髪の毛がパキパキに凍ります。これにはある意味感動しました。他にも今年は見れなかったですが樹氷等、こっちに長く住んでいると嫌になるこの冬も、初めて体験する人には感動できることも意外とあります。

ACC-RAC 2010

Posted in PJC日記 on February 9th, 2010 by 坂西 龍之介 – Be the first to comment
これは Accosiation of Chiropractic Colleges/Research Agenda Conference の略です。これは北アメリカを中心にカイロプラクティックの教育や研究を発展させていこう、という会議です。2010年の今年は Las Vegas でこの3月19・20日と開催されます。昨年5月の会議に続き、またもこれに参加出来る事になりました。場所は伝統ある Caesars Palace。ここではカイロプラクティックの教育・研究に関わる人が大勢来るのでとても楽しみです。詳細は↓

http://www.chirocolleges.org/accrac/

余談ですが、実際は僕は既にこの会議に Peer-Review という形で参加しています。これは研究を論文にしたり会議で発表する時に、その内容について同業者から意見をもらうというものです。以前に書いたかもしれないけど、今回発表される議題を4つ、僭越ながら意見させていただきました。ここで学んだ・再確認した事は大まかに①研究そのもの、②人の事だといろいろ良く気づく(自分のものより客観的評価がしやすい)、③意外と英語の間違いもあった(文法・スペルなど)。でも一番はその責任について。まだ発表されていないものを他言無用・絶対に外に漏らしてはいけない。よって、僕とその振り分けをした人 (Claire Johnson, DC, MSEd, ACC-RAC Peer-Review Chair で現JMPT編集者)以外はどの研究に意見をしたかは分からないようになっているのです。

とても楽しみです。